排泄予知ウェアラブル「DFree」を企画・開発・販売するトリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中西 敦士、以下「当社」という)は、既存株主であるニッセイ・キャピタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有馬 英二)、鴻海ベンチャー投資のパートナーファンドである“2020”(Director & GP:木村 敬治)等が運用するファンドから総額5億円の資金調達を実施しましたので、お知らせします。
■資金調達の背景と目的
当社では、創業以来よりテクノロジーの力で「世界を一歩進める」ことを掲げて、事業を推進しており、世界初の排泄予知ウェアラブル「DFree」を開発しました。
今春より「DFree」のサービスを開始し、全国の介護施設での導入が順調に進んでおります。また、サービス開始に伴い、国内だけではなく、海外からの引き合いも増加しており、2017年7月にはフランス法人を立ち上げるなど、現在、海外展開に向けた準備を進めております。
このような状況下において、今後のさらなる事業成長に向けて、2018年度に10億円規模のシリーズBラウンドを計画しております。しかしながら、シリーズBラウンドの資金調達活動には一定の時間を要することから、事業成長のスピードを優先するために、今回は既存株主を中心とした機動的な資金調達を行うことで、シリーズBラウンドの成立を待たずして成長資金を確保することを目的としております。そのため、今回はシリーズBに向けたプレシリーズBという位置付けであり、第三者割当増資ではなく、次回シリーズBラウンドの成立時に株式へ転換できる新株予約権(Convertible Equity)の発行による資金調達となります。
また、今回の資金調達によって、以下の分野への投資を継続してまいります。
・国内・海外介護施設向け事業の拡大
・国内個人向け事業の実証実験及びサービス開発
・排尿予知サービスの機能追加・改善
・排便予知サービスの研究開発
これらによって、事業成長を加速させることで、排泄に悩みを抱える世界中の方々に「DFree」をいち早くお届けすることを推進してまいります。また、今後もテクノロジーへの積極的な投資を行うことで、日本が世界に誇れる「Technology Oriented Company」を目指します。
なお、今回の資金調達により、当社の創業からの資金調達金額(借入・助成金を含む)は、累計で約15億円となります。また、近日中に、シリーズBラウンドに向けた資金調達活動を開始する予定です。
■エンジニア組織の強化
今回の資金調達に先んじて、2017年10月よりソフトウェア統括責任者(VP of Software Engineering)として、恵比澤賢が当社に参画しております。恵比澤は、大手インターネットサービスプロバイダーでの通信機器ソフトウェア開発や、大規模ソーシャルゲームのインフラ開発、ウェブサービス開発等、スタートアップでのCTOとしての経験を持ち、今後の当社の成長にとって欠かせないソフトウェア開発の要となります。
今後も、当社のコア技術となるアルゴリズムを含めて、ソフトウェア開発の体制を強化することで、事業成長の加速と研究開発のスピードアップを図ってまいります。
■「DFree」について
「DFree」は超音波センサーを用いて膀胱の変化を捉えることで排泄のタイミングを予知するIoTウェアラブルデバイスです。適切な排泄タイミングをスマートデバイスにお知らせすることで介護者の負担を減らし、被介護者のQOLを向上することができます。現在は、排尿予知サービスを介護施設向けに販売しておりますが、在宅介護への事業拡大、また、排便予知サービスの開発も進めております。
■ 会社概要
社 名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本 社: 東京都渋谷区桜丘町2番9号 第一カスヤビル1階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設 立: 2015年2月18日
資本金: 3億4,874万円(資本準備金含む)
従業員数: 20名
事業内容: 排泄予知ウェアラブル「DFree」の企画・開発・販売
URL: http://dfree.biz/
■ お問い合わせ先
e-mail: dfree@www-biz.co
担当: 山本、小林
※以下、メディア関係者限定の特記情報です。webサイトや個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。TEL: 03-5459-1295
e-mail: dfree@www-biz.co
担当: 山本、小林