「蔦屋家電+」に排泄予測デバイス「DFree」が登場!トークイベントも期間中同時開催

9/17(火)トークイベント「SPEAK OUT!! 排泄・精子・生理…勝手な自粛を打ち破れ!〜スタートアップ・大企業・編集者の挑戦〜」開催 参加者募集

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士、以下、TWJ)は、8月23日(金)より1か月間、排泄予測デバイス「DFree Personal(ディー・フリー・パーソナル)」を、 世界中のユニークなプロダクトを集める次世代型ショールーム「蔦屋家電+(プラス)」にて展示・販売を行います。

また、展示・販売を記念して、9月17日(火)には、トークイベント「SPEAK OUT!! 排泄・精子・生理…勝手な自粛を打ち破れ!〜スタートアップ・企業・編集者の挑戦〜」を開催します。当社が取り組んでいるテーマ「排泄」に加え、妊活、生理に関連するゲストを招き、現代で社会課題として注目されている「おおっぴらに話しにくい悩み」の解決に取り組むチャレンジを語り合いながら、生き方の多様性や社会の価値観・個人の意識を変える発信の在り方などについて考える機会にします。参加者50名(参加費無料)を募集します。

イベント詳細、申し込みはこちら https://dfree-speakout.peatix.com/

■展示概要
・期間:2019年8月22日(金)〜9月22日(日)
・場所:蔦屋家電+(ツタヤカデンプラス)
    東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズS.C. テラスマーケット 二子玉川 蔦屋家電 1階
・開店時間:9:30〜21:00

■イベント概要
・テーマ:「SPEAK OUT!!排泄・精子・生理…勝手な自粛を打ち破れ!
        〜スタートアップ・大企業・編集者の挑戦〜」

・日時: 2019年9月17日(火)18:30~19:30(開場 18:00)
・場所: 二子玉川 蔦屋家電 2階 ダイニング
     東京都世田谷区玉川1丁目14番1号 二子玉川ライズS.C. テラスマーケット 
・参加料:無料
・参加者:50名 事前予約制 (URL https://dfree-speakout.peatix.com/
・特典・お土産:①「DFree」装着体験(事前申込者)、「DFree」イベント参加者限定クーポン
        ②Seem イベント参加者限定クーポン
        ③ソフィ はだおもい オーガニックコットン 2枚入り試供品(希望者)
・主催: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
・協力: 二子玉川 蔦屋家電

中西敦士 / トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 代表取締役

 慶應義塾大学商学部卒。大手企業向けのヘルスケアを含む新規事業立ち上げのコンサルティング業務に従事。その後、青年海外協力隊でフィリピンに派遣。2013年よりUC Berkeleyに留学し、2014年に米国にてTriple Wを設立。2015年に当社設立。著書:「10分後にうんこが出ます-排泄予知デバイス開発物語-」 2016年・新潮社

入澤諒 / 式会社リクルートライフスタイル Seem プロデューサー

東京工業大学生命化学科、建築学科卒業。大学卒業後、モバイルIT企業に入社し、 女性向けの健康管理サービスの企画・プロモーションのディレクションや遺伝子検査サービスの立ち上げを担当する。2014年11月にリクルートライフスタイルに入社し、新規事業開発部門に配属。 新規事業としてスマートフォンで精子のセルフチェックができる『Seem(シーム)』を立ち上げ、現在はSeem事業全体の戦略策定からUXの検討、プロダクト開発までを担当。Forbes JAPANオフィシャルコラムニスト。
・2016年度グッデザイン賞 特別賞[未来づくり]受賞
・ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2017 優秀賞受賞
・カンヌライオンズ2017 モバイル部門 グランプリ、ゴールド、シルバー受賞 グラス部門 ブロンズ受賞

長井千香子 / ユニ・チャーム株式会社 ソフィ ブランドマネージャー

ユニ・チャーム(株)にて、ブランドマネージャーとしてソフィを担当。
女性の快適と自由を創造する理念のもと、製品開発から戦略立案、ブランド育成に従事。現在、生理を気兼ねなく語れる社会の実現にむけ、#NoBagForMeプロジェクトに携わっている。

塩谷舞 / オピニオンメディアmilieu編集長・文筆家

大阪とニューヨークの二拠点生活中。1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学卒業。大学時代にアートマガジンSHAKE ART!を創刊、展覧会のキュレーションやメディア運営を行う。2012年CINRA入社、2015年から独立。

モデレーター: 西村真里子 / 株式会社 HEART CATCH 代表取締役

国際基督教大学卒。日本アイ・ビー・エムでITエンジニアとしてキャリアをスタート。その後、アドビシステムズでフィールドマーケティングマネージャー、バスキュールでプロデューサーを経て2014年に株式会社HEART CATCH設立。ビジネス・クリエイティブ・テクノロジーをつなぐ“分野を越境するプロデューサー”として自社、スタートアップ、企業、官公庁プロジェクトを生み出している。J-Startupサポート企業、Art Thinking Improbable Workshop Executive Producer 、内閣府第一回日本オープンイノベーション大賞専門委員会委員、経産省第4次産業革命クリエイティブ研究会委員、武蔵野美術大学 大学院 クリエイティブイノベーション学科研究室 非常勤講師

■「蔦屋家電+(プラス)」とは

「蔦屋家電+」は世界中のユニークなプロダクトに実際に触れることができ、創り手とのコミュニケーションによって製品開発に参加することができる、次世代型ショールームです。

最新テクノロジーを駆使した家電製品をはじめ、優れた技術を生かして開発された日用品、食品などのほか、発売前の最新プロダクトにも直に触れ、感じることができます。また、創り手のプロフィールや製品に込められた思い、デザインのコンセプトなど、普段触れることが難しいリアルな情報を、蔦屋家電+のキュレーターが独自の目線で編集しご紹介します。

ホームページ https://store.tsite.jp/tsutayaelectricsplus-futako/

■「DFree Personal」について
小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスです。超音波センサー部を下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、スマートフォンやタブレット上の専用アプリで排泄のタイミングをお知らせします。DFree本体と携帯端末は直接Bluetooth通信にて連携するため、外出先でも利用が可能です。専用アプリは、iOS版、Android版があります。https://dfree.biz/

商品名称:「DFree Personal」(ディー・フリー・パーソナル)
価格:49,880円(税別)
サイズ:本体部 幅83mm×奥行き80mm×高さ33mm
    センサー部 幅54mm×奥行き35mm×高さ12mm
重さ:90g

DFree本体(左)と排泄タイミングを お知らせするアプリ画面イメージ(右)
DFree本体(左)と排泄タイミングを お知らせするアプリ画面イメージ(右 )

■ 会社概要
社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co/

■ 広報・取材に関するお問い合わせ:
上堀、e-mail:pr@www-biz.co

尿のお悩み、対策していますか?トリプル・ダブリュー・ジャパン、排尿機能低下を予防する「尿トレ」プログラム 啓発活動をスタート!

◆排泄予測デバイス「DFree」、尿トレでの利用もおすすめ ◆「尿トレ」を実践してくれるモニターも募集

排泄予測デバイス「DFree(ディー・フリー)」を企画・開発・販売をするトリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士、以下「TWJ」)は、頻尿や尿漏れなどの排尿の悩みを抱える個人が自宅でできる排泄機能低下の予防啓発ののセルフトレーニングプログラム「尿トレ」の啓発ページを8月7日(水)に公開しました。サイトからは、症状チェックシートなどが付いた全25ページの冊子がダウンロードでき、自宅でのトレーニングに活用いただけます。

尿トレページURL  https://dfree.biz/training/

「尿トレ」における排泄予測デバイス「DFree」の利用も推奨していきます。「DFree」を使うと、膀胱にどのくらい尿が溜まっているかが可視化され、排尿記録の振り返りもできるため、「尿トレ」に安心して取り組んでいただけて、効果の確認もしやすくなります。「尿トレ」は骨盤底障害・エイジングケア医療に力を入れている専門医 関口由紀先生(女性医療クリニックLUNAグループ理事長)に監修いただきました。

また、「尿トレ」を自宅で実践しデータ提供をしてくれる、実際に悩みを持つモニターも募集します。

モニター応募フォームURL https://bit.ly/2M4KXpc

■「尿トレ」プログラムとは
女性下部尿路症状診療ガイドラインで示されている「骨盤底筋トレーニング」、「膀胱トレーニング」、「生活習慣の見直し」を組み合わせて排尿障害の対策を行う「行動療法統合プログラム」を「尿トレ」と名づけ、1つのプログラムとして一般の方に分かりやすい形にまとめました。

まずはページで冊子のダウンロードを促進し、今後は、メディア向けの情報発信や各種PR施策で、啓発活動を進めていきます。

尿トレの全体像
ページからダウンロードができる全 25ページの「尿トレ」冊子のイメージ

DFree本体

■DFreeアプリ、尿トレの効果が見やすい機能追加
「尿トレ」ページの公開に合わせ、DFreeのアプリに平均メーター値(排尿をした際の尿の溜まり具合の平均値)の表示、振り返り画面(排尿間隔・日次の平均排尿間隔・日次の合計回数)を追加し、尿トレの効果が分かりやすくしました。振り返りは、週次、月次でも表示できるよう順次更新していきます。



■モニター募集 詳細

モニター対象: 排尿にお悩みが出始めた健康な一般成人(40代以上を想定)
モニター内容: 自宅で「尿トレ」を数か月実践し、感想、効果などを所定の方法で報告していただく。モニター説明会の参加、数回のアンケートを予定。(内容が変更になる可能性あり)※「尿トレ」の中で、個人向け排泄予測デバイス「DFree Personal」のご利用をお願いする場合があります。また、全員にご利用いただくわけではありません。
謝礼: あり(モニター依頼時に詳細をご案内)
応募期間: 8月7日(水)~8月18日(金)23:59
応募方法: モニター募集フォームより回答   
      URL: https://bit.ly/2M4KXpc
当選者数: 20名程度
モニター発表: 8月中下旬
モニター選定方法: ご応募いただいた方の中から条件に合う方に改めてモニター条件やモニター参加意思の確認
のご連絡を致します。なお、モニター条件に合う方が少なかった場合、当選者が20名以下になる可能性があります。

■背景
日本で、昼間に失禁している人は3,000万人以上、夜間に失禁している人は4,000万人以上います(2013年日本排尿機能学会「女性下部尿路症状診療ガイドライン」より)。

介護状態にないアクティブシニアの96.5%が将来に渡り自力排泄(自力でトイレで用を足せる)ができる状態でありたいと思っている(図1)一方で、そのためにできる排尿に関するセルフトレーニングを自宅で毎日実践している人はその3%にも満たない(図2)、また、セルフトレーニングの認知率も15.0%に留まる(図3)ことがわかりました。超高齢社会の日本において健康寿命を延ばす重要性が言われており、将来にわたって自力で排泄できる状態を保つには早めの対策が重要です。※TWJ調査


※インターネット調査 2019年6月10~12日
対象者:50~70代 要介護・要支援認定と、膀胱機能に影響を及ぼす既往歴のない200名(男女100名ずつ) 年代をほぼ均等に割り付け

■「DFree Personal」について
小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスです。超音波センサー部を下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、スマートフォンやタブレット上の専用アプリで排泄のタイミングをお知らせします。DFree本体と携帯端末は直接Bluetooth通信にて連携するため、外出先でも利用が可能です。専用アプリは、iOS版、Android版があります。

商品名称:「DFree Personal」(ディー・フリー・パーソナル)
価格:49,880円(税別)
サイズ:本体部 幅83mm×奥行き80mm×高さ33mm
    センサー部 幅54mm×奥行き35mm×高さ12mm
重さ:90g

DFreeの仕組み: 下腹部に装着した本体の超音波で膀胱の変化を捉え、携帯端末にお知らせする

■「DFree」について
当社では、創業以来テクノロジーの力で「世界を一歩進める」ことを掲げ事業を推進し、世界初の排泄予測デバイス「DFree」を開発しました。2017年に介護施設向けのサービスを開始し、2018年7月より個人向けのサービスとして「DFree Personal」の提供を開始しています。従来の排泄ケアでは困難であった被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者のQOL向上と介護者の負担軽減を実現することができます。

■ 会社概要
社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co/

■ 広報・取材に関するお問い合わせ:
上堀、e-mail:pr@www-biz.co

排尿予測デバイス「DFree」、より簡単に装着でき固定力の強い専用パッド「D-pad」限定200セット 自社サイトのみ先行販売開始(8/1~)

~DFree Personal購入者 先着50名にプレゼントも~

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士、以下「TWJ」)は、排泄予測デバイス「DFree」(ディー・フリー https://dfree.biz/)の付属品で、装着をより簡単にして、かつずれにくくするための専用パッド「D-pad(ディー・パッド)」を、正式販売に先駆け、2019年8月1日(木)より自社サイトのみ限定200セットで先行販売開始します。

また、8/1(木)~8/31(土)の間に当社サイトで新規に個人向けの「DFree Personal(ディー・フリー・パーソナル)」を購入した先着50名に、D-padをプレゼントします。法人向けの「DFree Professional(ディー・フリー・プロフェッショナル)」でも順次販売を進めていきます。

DFree本体(左)と、専用パッドD-pad(右)

■D-padの特徴・利用のメリット
D-padは、DFreeを装着する際に使う専用のシート状のパッドです。下腹部にD-padを貼り、ジェルを塗ったDFreeのセンサー部をカチッとはめ込むだけで簡単にDFreeを装着することができます。D-padの利用により、従来のテープによる装着に比べ、より簡単に正しい位置にセンサーを固定し、ずれにくくすることができます。また、D-padは5回程度を目安に繰り返し使用でき、医療用途でも使われる素材で肌への負担が少ないとされるシリコーン系粘着剤を使用しています。

「DFree Professional」をすでに導入している施設でテスト利用してもらった際のアンケートでは、84.2%の方が「テープでの装着に比べて装着の手間がなくなった」73.7%の方が「位置合わせは楽になった」と回答しています。また、68.4%の方が「テープでの装着よりも固定力が強い」と感じていました。

※テスト利用 アンケート概要
以下の2施設でのアンケート結果を合計
・特別養護老人ホーム 2019/6/27~7/1の5日間 アンケート回収10名(介護士)
・リハビリテーション病院 回復期リハビリ病棟・地域包括ケア病棟 2019/7/17~7/21の5日間 アンケート回収7名(看護師・作業療法士)

■開発の背景
DFreeの超音波センサーを下腹部に装着する際に、肌とセンサーを密着させる必要があるため、センサー部にジェルを塗りテープで固定をして使います。この固定方法について、利用者から「慣れるまで装着が難しい」「装着に時間がかかる」という声がありました。また、テープが剝がれるなどして装着位置がずれてしまうケースもありました。今回のD-padで装着の簡単さと固定力の進化を目指しました。

テープでの固定
D-padでの固定

<D-pad 製品概要>
商品名称:D-pad-U1P
価格:3,980円(税別)5枚組
サイズ:175mm×100mm×9mm 
重さ: 6g
粘着剤:シリコーン系粘着剤
同梱品:D-pad 5枚 取扱説明書 保管台紙

専用ボックスで5枚1セットにて販売

■個人ユーザー向け プレゼント概要
・新規ユーザー
8/1(木)~8/31(土)に当社サイトからDFree Personalを購入いただいた方先着50にD-padを1セットプレゼントします。
・既存ユーザー
すでにDFree Personalをご利用者には、8/1(木)~8/31(土)にアンケートにお答えいただいた方の抽選で10名にD-padを1セットプレゼントします。

URL https://dfree.biz/

■「DFree」について
「DFree」は、小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスで、下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、排泄のタイミングを予測します。2017年に施設向けの「DFree Prfessional」を開始し、2018年7月より個人向けの「DFree Personal」の提供を開始しています。従来の排泄ケアでは困難であった被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者のQOL向上と介護者の負担軽減を実現することができます。

DFree本体
DFreeの仕組み:下腹部に装着したセンサーが膀胱の変化をモニタリングする

<DFree Personal 製品概要>
商品名称:「DFree Personal」(ディー・フリー・パーソナル)
価格:49,880円(税別)
サイズ:本体部 幅83mm×奥行き80mm×高さ33mm
    センサー部 幅54mm×奥行き35mm×高さ12mm
重さ:90g
DFree専用アプリ:
iOS版(ios 10.0以上対応):https://itunes.apple.com/app/id1382218968?ls=1&mt=8
Android版(android 4.4以上対応):https://play.google.com/store/apps/details?id=biz.dfree.personal

■ 会社概要
社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co/

■ 広報・取材に関するお問い合わせ:
上堀、e-mail:pr@www-biz.co

膀胱の見える化で尿の悩みへの意識がポジティブに変化、トイレの回数(75%)や尿漏れ回数(64%)が軽減した人も

~排泄予測デバイス「DFree Personal」の頻尿や尿漏れに悩むアクティブシニアのモニター結果~

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士、以下、TWJ)は、頻尿や尿漏れの悩みがある介護状態ではない元気なシニア12名(48歳~70歳、男女6名ずつ)を対象に、排尿予測デバイス「DFree Personal(ディー・フリー・パーソナル)」を4週間に亘り利用してもらうモニター調査を行いました。

​その結果、12人中9人(75%)が「尿漏れや頻尿の悩みに対する意識が変わった」と回答し、ただ不安でどうしたらいいか分からない、もしくはパットなどの対処法のみだった方が、DFreeで尿の溜まり具合を確認しながら意識的に尿意と向き合い、排尿をコントロールしようとするポジティブな気持ちの変化を実感していました(図1)。

また、実際に12人中9人(75%)の方にトイレの回数の軽減(図2)、もともと尿漏れのあった11人中7名(約64%)の方に尿漏れ回数の軽減(図3)が確認できました。

骨盤底障害・エイジングケア医療に力を入れている泌尿器の専門医 関口由紀先生(女性医療クリニックLUNAグループ理事長)は、この結果について、「40代以降、3割前後の方が尿失禁の経験があるというデータがあります。体重や体脂肪を測りながらダイエットをしたり、高血圧の方が毎日血圧を測り状態を確かめたりするのと同じで、頻尿や尿漏れなどの悩みと向き合う方にとって、膀胱の状態が見える化されることは安心材料になるでしょう。それが、結果的にトイレの回数や尿漏れの軽減につながってくる可能性はあると思います。」とコメントしています。

<関口由紀先生プロフィール>
横浜元町・大阪心斎橋で、婦人科・乳腺科中心の生殖年齢向け女性医療専門クリニックLUNA横浜元町といつまでも健康で美しく在るために心身をトータルに診る更年期以降向け女性医療専門クリニックLUNAネクストステージを展開中。女性医療クリニックLUNAグループ理事長/女性医療ネットワーク理事/横浜市立大学客員教授/日本泌尿器科学会専門医・指導医/日本東洋医学会専門医・指導医/日本性機能学会専門医/日本排尿機能学会専門医/日本透析療法学会専門医/医学博士/経営学修士 学会職位は、日本性機能学会評議員、日本排尿機能学会評議員​

========
1.モニターの背景・目的
女性では30代から、男性では50代から3割以上が尿漏れを経験しており、一方で、排尿機能低下を予防するためのセルフトレーニング実践率は3%にも満たない(TWJ調べ)ほど低く、寿命が延びていく中で「尿の悩み」が人生の後半のアクティブな生活を疎外する要因になる可能性があると考えられます。

膀胱にどのくらい尿が溜まっているかをモニタリングし、トイレのタイミングを事前に通知する機能がある「DFree Personal」が、頻尿や尿漏れの悩みがある方の生活をどのようにサポートできるか確認する目的で、今回のモニター調査を行いました。

2.モニター内容
対象: 頻尿や尿漏れの悩みがある介護状態ではない元気なシニア12名
    (48歳~70歳、男女6名ずつ)
方法: 週3日以上、1日連続5時間以上、DFreeの装着を4週間継続する
期間: 2019年6月1日〜2019年6月28日

3.結果
◆12人中9人(75%)が「尿漏れや頻尿の悩みに対する意識が変わった」と回答しました。ただ不安でどうしたらいいか分からない、もしくはパットなどの対処法のみだった方が、DFreeで尿の溜まり具合を確認しながら意識的に尿意と向き合い、排尿をコントロールしようとするポジティブな気持ちの変化を実感していました。(図1)

4週間の利用で、12人中9人(75%)の方にトイレの回数の軽減、もともと尿漏れのあった11人中7名(約64%)の方に尿漏れ回数の軽減が確認できました(図2、図3)。

◆ご高齢の方で課題になりそうなアプリの操作性、テープでの装着についても尋ねました。

アプリの全体的な操作性は5段階評価で平均3.6(やや「使いやすい」寄り)となりました。シンプルな設計、数字が大きい、などが評価されていた一方で、通知の設定をどのレベルにするのがよいか分からない、尿意と溜まり具合にずれがある時がある(日によるデータのばらつき)など、アプリ以外の使い方も含めた分かりにくさについてのコメントがありました。

テープでの装着については、5段階評価で平均3.3(やや「難しい」寄り)となりました。

◆最も役に立った機能について、「0〜10段階のメーター」と回答した人が12人中7人(約58%)と最も多く、トイレのタイミングを通知する「そろそろ通知」よりも、膀胱の状態・尿の溜まり具合の可視化に価値を感じた人が多かったことが分かりました。

4.今後について
頻尿や尿漏れの悩みと向き合うアクティブな方は、トイレのタイミングが完全に分からないわけではないため、トイレのタイミングを事前に通知する機能よりも、尿の溜まり具合が可視化できる機能が役に立っていることがわかりました。客観的なデータをもとにご自身の尿意と向き合うことで、安心感や自信を得て、それが結果的に生活の質を高めるサポートにつながる可能性があると考えられます。

一方で、アプリの操作性よりも使い方そのものに戸惑いを感じる方や装着性に難しさを感じる人も多かったため、今後はその点で改善の必要があると分かりました。

<モニター参加F様の事例> 昼間のトイレの回数14~15回 → 6~8回に
よい成果が確認できたモニターのお1人F様は、10年ほど前に過活動膀胱と診断され治療を続けてきましたが、昼間14~15回くらいトイレに行くなど頻尿にお悩みでした。モニター期間中、DFreeの通知を低めの4に設定し、同時に排尿日誌を書き始めました。DFreeの通知の度に自分の尿意を確認し、トイレに行く・行かないの判断を繰り返すうち、自分の尿意に自信が持てるようになったそうです。モニター期間の途中でトイレの回数の低下を実感し、最終的に昼間のトイレの回数が6~8回に減りました。

事例の詳細は、ブログをご覧ください。 
URL https://blog.dfree.biz/2019/07/31/interviewfile8/

■「DFree Personal」について
小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスです。超音波センサー部を下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、スマートフォンやタブレット上の専用アプリで排泄のタイミングをお知らせします。DFree本体と携帯端末は直接Bluetooth通信にて連携するため、外出先でも利用が可能です。専用アプリは、iOS版、Android版があります。

DFree本体
DFreeの仕組み: 下腹部に装着した本体の超音波で膀胱の変化を捉え、携帯端末にお知らせする

商品名称:「DFree Personal」(ディー・フリー・パーソナル)
価格:49,880円(税別)
サイズ:本体部 幅83mm×奥行き80mm×高さ33mm
    センサー部 幅54mm×奥行き35mm×高さ12mm
重さ:90g

■「DFree」について
当社では、創業以来テクノロジーの力で「世界を一歩進める」ことを掲げ事業を推進し、世界初の排泄予測デバイス「DFree」を開発しました。2017年に施設向けの「DFree Professional(ディー・フリー・プロフェッショナル)」を開始し、2018年7月より個人向けの「DFree Personal」の提供を開始しています。従来の排泄ケアでは困難であった被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者のQOL向上と介護者の負担軽減を実現することができます。

■ 会社概要
社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co/

■ 広報・取材に関するお問い合わせ:
上堀、e-mail:pr@www-biz.co

法人向け排尿予測サービス「DFree Professional(ディー・フリー・プロフェッショナル)」通信機器・タブレット端末とのパッケージ提供開始(7/2~)

法人向け排尿予測サービス「DFree Professional(ディー・フリー・プロフェッショナル)」通信機器・タブレット端末とのパッケージ提供開始(7/2~)

IoTサブスクリプション・マーケットプレイス「IoT SELECTION connected with SORACOM」での取り扱い開始

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士、 以下「TWJ」)は、法人向け排泄予測サービス「DFree Professional」(ディー・フリー・プロフェッショナル https://pro.dfree.io/)で、DFree本体や付属品に、通信機器やタブレット端末を合わせたパッケージでの提供を2019年7月2日より開始します。このパッケージは、株式会社ソラコム(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:玉川 憲)、東京センチュリー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:浅田 俊一)によるIoTサブスクリプション・マーケットプレイス「IoT SELECTION connected with SORACOM https://iotselection.tcplats.com/」(以下IoT SELECTION)での取り扱いとなります。

<導入背景とメリット>

「DFree Professional」は、Wifiや携帯端末がある環境での利用が必要なため、これまでそれらの環境が整っておらず導入を見送っていた施設がありました。TWJではそのような施設には環境整備のための外部サービスを紹介することはありましたが、それぞれと契約や設定をする手間、初期費用がかかるなどのハードルがありました。今回、通信機器とタブレットがパッケージ化されており、かつ、それらがサブスクリプション契約で利用できるので、初期費用を抑え1か月から手軽に導入いただけるようになります。

<商品概要>

パッケージ内容:

1:DFree本体  2:タブレット端末 3:中継機器(通信オプション付き)  4:USB型充電ケーブル 5:中継器用ACアダプター  6:ジェル  7:テープ  8:保証サービス

価格:

<年間契約>
Aパック 5台セット(50床以上/大規模フロア向け) 月額100,000円(税抜)
Bパック 3台セット(30床前後/中規模フロア向け) 月額61,000円(税抜)
Cパック 1台セット(10床前後/小規模フロア向け) 月額22,000円(税抜)
<1か月単位契約>
Dパック 1台セット 月額45,000円(税抜)
※A~D全パック、初回に【初期設定費用】30,000円(税抜)

 ■「DFree」について


「DFree」は、小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスで、下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、排泄のタイミングを予測します。2017年に施設向けの「DFree Professional」を開始し、2018年7月より個人向けの「DFree Personal(ディー・フリー・パーソナル)」の提供を開始しています。従来の排泄ケアでは困難であった被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者のQOL向上と介護者の負担軽減を実現することができます。

DFree本体
DFreeの仕組み

■「DFree Professional」について


介護施設や医療機関などの法人向けのサービスで、「DFree」を入居者・入院患者などに装着してもらい、排泄リズム(周期や傾向)を見える化して、排泄ケアの個別化や自立支援、リハビリなどをサポートします。複数の利用者データを一覧で管理でき、各種携帯端末へトイレのタイミングを通知したり、ケアの履歴をグラフで表示するなどの機能があります。携帯端末の専用アプリは、iOS版、Android版があります。DFreeで取得したデータは、中継器を経てクラウドサーバーで保管されます。

DFree Professional サービス構成
DFree Professional スマホ端末イメージ
DFree Professional PC画面イメージ

■「IoT SELECTION connected with SORACOM」について


IoTソリューションをサブスクリプション(サービス利用料課金モデル)で提供するウェブサイトです。モノ(デバイス)、通信、アプリサービスがパッケージ化されており、ユーザーはデバイスの購入なく、使いたいIoTソリューションをサブスクリプションで手軽に使うことができます。利用申し込みから契約、また利用期間中の各種手続きは、全てウェブで完結。いずれのIoTソリューションも、SORACOMのセルラー通信が組み込まれているので有線LANや、Wi-Fiの環境がないところでもすぐに使い始めることができます。
https://iotselection.tcplats.com/

■ 会社概要

当社では、創業以来テクノロジーの力で「世界を一歩進める」ことを掲げ事業を推進し、世界初の排泄予測デバイス「DFree」を開発しました。
社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 約40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co/

■ 広報・取材に関するお問い合わせ:
上堀、e-mail:pr@www-biz.co

トリプル・ダブリュー・ジャパン、G20大阪サミットに日本の革新的な商品として排泄予測デバイス「DFree(ディー・フリー)」を展示

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士)は、G20大阪サミットに合わせて6月27日(木)より開設される「Japan Innovation Lounge」に、国際社会共通の課題である健康や高齢化における革新的なアイデアの商品として、排泄予測デバイス「DFree(ディー・フリー)」(https://dfree.biz/)を展示いただきます。

「Japan Innovation Lounge」は、G20の会場となるインテックス大阪の国際メディアセンターに日本の魅力を発信するための展示スペースで、世界経済に大きな影響を与える様々な課題を解決する日本の革新的な技術やアイデアを、サミットの議題と連動するいくつかのカテゴリーごとに約50点展示しています。

排泄予測デバイス「DFree」は、「HEALTH × INNOVATION(健康とイノベーション)」のカテゴリーで、国際社会共通の課題である健康や高齢化において世界をリードする商品の1つとして紹介されています。

世界には排泄に悩みのある人が5億人以上いるとの試算があり、超高齢社会日本でも排泄ケアや排泄の悩みは、高齢者の健康や尊厳、高齢者介護における重要なテーマです。排泄予測デバイス「DFree」は、介護現場の負担軽減による人材確保、介護の質向上・自立支援型介護の実現、早期の予防的アプローチによる健康寿命の伸長などに期待をいただいています。今後も日本、そして世界により早く多くの商品を届けられるよう、成長を加速して参ります。

■Japan Innovation Lounge 展示概要
サミットの議題と連動する展示カテゴリーごとに、日本の技術・製品などを紹介し、約50点の展示品をパネル、模型、映像、体験といった形式で展示します。具体的なカテゴリーは、「社会とイノベーション」、「健康とイノベーション」、「東京2020オリンピック・パラリンピック」、「復興」など。

会場: インテックス大阪 国際メディアセンター内
期間: 7月27日(木)~30日(日)
対象: 報道関係者

健康とイノベーションカテゴリーについて
https://www.g20.org/jp/topics/pr_health.html

■「DFree」とは

小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスです。センサー部を下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、スマートフォンやタブレット上の専用アプリで排泄のタイミングをお知らせします。2017年に介護施設向けのサービス「DFree Professional(ディー・フリー・プロフェッショナル)」を開始し、2018年7月より個人向けのサービスとして「DFree Personal(ディー・フリー・パーソナル)」の提供を開始しています。従来の排泄ケアでは困難であった被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者のQOL向上と介護者の負担軽減を実現することができます。日本以外では、アメリカ、欧州に拠点があり、販売を開始しています。サイズ:本体部 幅83mm×奥行き80mm×高さ33mm
センサー部 幅54mm×奥行き35mm×高さ12mm
重さ:90g

<DFree Personal>
DFree本体と携帯端末は直接Bluetooth通信にて連携するため、外出先でも利用が可能です。専用アプリは、iOS版、Android版があります。 価格:49,880円(税別)

<DFree Professional>
介護施設や医療機関など法人向け。1つの携帯端末で複数の利用者の管理が可能です。PCでも利用でき、過去のケアの振り返りや多職種・ご家族などとの共有データとしてもご利用いただけます。

DFree本体部(左)とセンサー部(右)

DFreeの仕組み: 下腹部にセンサー部分を装着し、超音波で膀胱の変化を捉える

■ 会社概要
当社では、創業以来テクノロジーの力で「世界を一歩進める」ことを掲げ事業を推進し、世界初の排泄予測デバイス「DFree」を開発しました。

社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co/

■広報・取材に関するお問い合わせ先
担当:上堀(かみほり)、e-mail:pr@www-biz.co、TEL:03-5459-1295

トリプル・ダブリュー・ジャパン、経済産業省「ものづくりスタートアップ・エコシステム構築事業」に採択決定

トリプル・ダブリュー・ジャパン、経済産業省「ものづくりスタートアップ・エコシステム構築事業」に採択決定

~排泄予測デバイス「DFree(ディー・フリー)」の次世代機 開発を加速~

排泄予測デバイス「DFree(ディー・フリー)」(https://dfree.biz/)を扱うトリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士)は、6月19日に、経済産業省の平成31年度予算「グローバル・スタートアップ・エコシステム強化事業費補助金(ものづくりスタートアップ・エコシステム構築事業)」の事業者に採択されました。

2019年6月から2020年2月の期間で、排泄予測デバイス「DFree」の次世代機の開発、試作、量産化に取り組みます。次世代機では、現在のユーザー、潜在ユーザーから改善要望の多いポイントを反映する現行機の次世代モデルを予定しています。

現行の排泄予測デバイス「DFree」

■ものづくりスタートアップ・エコシステム構築事業 とは
ソフトとハードの融合領域におけるスタートアップ(ディープテック系)のエコシステム構築を目的として、スタートアップが製品の開発や量産化設計・試作の実証等を行う費用の一部を経済産業省が補助する事業です。スタートアップは、スタートアップファクトリー(スタートアップの開発・設計・試作・製造を支援する事業者)等と連携し実証を行い、シンクタンク等がこの過程を調査し、ノウハウや課題などについて抽出。この調査結果を採択事業者以外のスタートアップや、VC・CVC・スタートアップファクトリーなどへも共有することで、AI/IoT系のスタートアップへの投資活動の活発化、エコシステムの拡大を促進します。

<関連リンク>
グローバル・スタートアップ・エコシステム強化事業費補助金 https://sii.or.jp/startup31/decision.html
スタートアップファクトリー構築事業 https://startup-f.jp/

■「DFree」とは

DFreeの仕組み: 下腹部に装着した本体の超音波で膀胱の変化を捉え、携帯端末にお知らせする小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスです。センサー部を下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、スマートフォンやタブレット上の専用アプリで排泄のタイミングをお知らせします。

2017年に介護施設向けのサービス「DFree Professional」を開始し、2018年7月より個人向けのサービスとして「DFree Personal」の提供を開始しています。従来の排泄ケアでは困難であった被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者のQOL向上と介護者の負担軽減を実現することができます。

サイズ:本体部 幅83mm×奥行き80mm×高さ33mm
センサー部 幅54mm×奥行き35mm×高さ12mm
重さ:90g

DFreeの仕組み: 下腹部に装着した本体の超音波で膀胱の変化を捉え、携帯端末にお知らせする

<DFree Personal>
DFree本体と携帯端末は直接Bluetooth通信にて連携するため、外出先でも利用が可能です。専用アプリは、iOS版、Android版があります。 価格:49,880円(税別)

<DFree Professional>
介護施設や医療機関など法人向け。1つの携帯端末で複数の利用者の管理が可能です。PCでも利用でき、過去のケアの振り返りや多職種・ご家族などとの共有データとしてもご利用いただけます。

■ 会社概要
当社では、創業以来テクノロジーの力で「世界を一歩進める」ことを掲げ事業を推進し、世界初の排泄予測デバイス「DFree」を開発しました。

社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co/

~世界的な排泄に関する啓発週間に合わせた調査~「死ぬまで自分でトイレに行きたい」96.5%にも関わらず、排尿機能の低下を予防するセルフケアの実施率は3%以下

~世界的な排泄に関する啓発週間に合わせた調査~「死ぬまで自分でトイレに行きたい」96.5%にも関わらず、排尿機能の低下を予防するセルフケアの実施率は3%以下

製品プレゼント付きモニターも募集!

排泄予測デバイス「DFree(ディー・フリー)」を扱うトリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士)は、6/17~23の「World Continence Week」(世界的な排泄に関する啓発週間)に合わせ、排尿の悩みが増え始める50代以上のアクティブシニア(介護状態にはない健康な方)とその子ども世代にあたる30~50代を対象に排泄に関する意識調査を行いました。

<調査結果 サマリー>
■アクティブシニアの96.5%が将来に渡り自力排泄(自力でトイレで用を足せる)ができる状態でありたいと思っている一方で、そのためにできる排尿に関するセルフトレーニングを自宅で毎日実践している人はその3%にも満たない、たまに実施する方を含めても実施率は11.4%ということが分かりました。アクティブシニア全体におけるセルフトレーニングの認知率は15.0%に留まりました。(図1、図2、図3)

■将来排泄ケアを受けることになった場合誰に介護してほしいかという質問への回答は、男女差が分かれる結果となりました。女性は介護のプロに頼みたい方が最も多く、全体として同性にケアをしてほしいと感じている傾向がありました。男性は配偶者のケアを希望する回答が最も多くなりました。男女ともに、子ども・義理の子どもよりは、介護のプロに頼みたい意識が高いことも分かりました。(図4)

■子ども世代に親の介護に関して不安・抵抗を感じることを尋ねると、排泄ケアが65.7%で最も多い結果となりました。また、男女別では女性の方が排泄ケアに抵抗を感じる率が高いようです。(図5、図6)


今回の結果を受けて、当社では、排尿機能の低下を予防するセルフトレーニングの認知を高め、実施者を増やす活動に力を入れていきます。排泄予測デバイス「DFree」は、介護状態にある方がオムツなどと併用しながら生活の質を上げるために使っていただくこともできますが、排泄機能の低下を予防し、より長く健康で自立した生活を送るためにも活用ができると考えています。

<製品プレゼント付き!排尿セルフケアプログラム「尿トレ」モニター募集!>
排泄予測デバイス「DFree」を使った排尿機能低下を予防するセルフケアプログラム「尿トレ」を近日中に公開予定です。排尿に悩みが出始めた方で、プログラムを実践し、感想や効果を聞かせてくださるモニターを募集します。製品プレゼント付きです。

応募フォーム  https://forms.gle/D2CovqC5EzLDxsGq6

<調査結果 詳細>
アクティブシニアの96.5%が将来に渡り自力排泄したいと思っている一方で、そのためにできる排尿のセルフトレーニングを自宅で毎日実践している人は3%にも満たない、たまに実施する方を含めても実施率は11.4%だった(図1、図2)。アクティブシニア全体におけるセルフトレーニングの認知率は15.0%に留った。(図3)


将来排泄ケアを受けることになった場合、女性は介護のプロに頼みたい方が最も多く、全体として同性(女性)にケアをしてほしいと感じている。男性は、配偶者のケアを希望する回答が最も多くなった。男女ともに、子ども・義理の子どもよりは、介護のプロに頼みたい意識が高い。(図4)

子ども世代に親の介護に関する意識では、排泄ケアが65.7%で、最も不安・抵抗を感じていることが分かった。また、男女別に見ると女性の方が排泄ケアに抵抗を感じる率が若干だが高い。(図5、図6)

【調査概要】
インターネット調査 2019年6月10~12日
対象者 ①50~70代 要介護・要支援認定と、膀胱機能に影響を及ぼす既往歴のない200名(男女100名ずつ)※年代をほぼ均等に割り付け
②30~50代 親や祖父母の介護経験がなく、親が存命の216名(男104名、女112名)※年代をほぼ均等に割り付け


<募集概要詳細: 製品プレゼント付き!排尿セルフケアプログラム「尿トレ」モニター募集>

モニター製品: 個人向け排泄予測デバイス「DFree Personal(ディー・フリー・パーソナル)」
モニター対象: 排尿にお悩みが出始めた健康な一般成人(40代以上を想定)
モニター内容: 「DFree Personal」を使って自宅でできる簡単なトレーニング「尿トレ」を数か月実践し、感想、効果などを報告していただく。モニター説明会の参加、数回のアンケートを予定。(内容は変更になる可能性があります)

謝礼: モニター終了時に製品プレゼント

応募期間: 6月17日(月)~7月8日(月)23:59 応募方法: モニター募集フォームより回答   
      URL: https://forms.gle/D2CovqC5EzLDxsGq6
当選者数: 5名程度
モニター発表: 7月末
モニター選定方法: ご応募いただいた方の中から条件に合う方に、7月中に改めてモニター条件やモニター参加意思の確認のご連絡を致します。なお、モニター条件に合う方が少なかった場合には、当選者が5名以下になる可能性があります。

プレゼント商品:個人向け排泄予測デバイス 「DFree Personal」

■「DFree Personal」について
小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスです。超音波センサー部を下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、スマートフォンやタブレット上の専用アプリで排泄のタイミングをお知らせします。DFree本体と携帯端末は直接Bluetooth通信にて連携するため、外出先でも利用が可能です。専用アプリは、iOS版、Android版があります。 

商品名称:「DFree Personal」(ディー・フリー・パーソナル)
価格:49,880円(税別)
サイズ:本体部 幅83mm×奥行き80mm×高さ33mm
センサー部 幅54mm×奥行き35mm×高さ12mm
DFreeの仕組み: 下腹部に装着した本体の超音波で膀胱の変化を捉え、携帯端末にお知らせする
重さ:90g 

DFreeの仕組み: 下腹部に装着した本体の超音波で膀胱の変化を捉え、携帯端末にお知らせする

■「DFree」について
当社では、創業以来テクノロジーの力で「世界を一歩進める」ことを掲げ事業を推進し、世界初の排泄予測デバイス「DFree」を開発しました。2017年に介護施設向けのサービスを開始し、2018年7月より個人向けのサービスとして「DFree Personal」の提供を開始しています。従来の排泄ケアでは困難であった被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者のQOL向上と介護者の負担軽減を実現することができます。

■World Continence Weekとは

World Continence Weekは、World Federation of Incontinence Patients によって考案され、管理されている国際的な年次行事です。患者や介護者の生活に大きな影響を与える、膀胱の脱力感、骨盤痛、その他の衰弱性の状態など排泄に関する啓発を行い、意識を高めることを目的とした世界的な取り組みです。(https://wfip.org/world-continence-week-2019/

■ 会社概要
社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co/


トリプル・ダブリュー・ジャパン 医療従事者向けセミナーを初めて開催、参加者募集(6月18日含む4日程)

トリプル・ダブリュー・ジャパン 医療従事者向けセミナーを初めて開催、参加者募集(6月18日含む4日程)

排尿リズムが見える化できるウェアラブルデバイス「DFree」を用いた退院に向けた排尿トラブルへのアプローチ

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士)は、主にリハビリに関連する医療従事者(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)向けのセミナーを初めて開催致します。排尿リズムの見える化ができるウェアラブルデバイス「DFree(ディー・フリー)」を用いた退院に向けた排尿トラブルへのアプローチをテーマに、6月18日より4日程、東京と大阪の2か所で開催します。参加者を当社サイト(https://seminar.dfree.biz/)より募集します。

■セミナー開催の背景
日本をはじめ先進国では急速に高齢化が進み、我が国では60歳以上の高齢者では約78%がなんらかの下部尿路症状を有すると言われています。リハビリの現場において、排尿のトラブルが原因でリハビリが進まないケースやトイレの問題がクリアできず在宅に戻ることができないケースがあります。

「排尿トラブルが理由でリハビリが進まない」「失禁が原因で退院ができない」「ADLの改善において排尿コントロールが障害となっている」「退院後の排尿におけるQOLを維持させてあげたい」このような声がリハビリ現場では多く聞かれます。

本セミナーでは、上記のような問題に対して膀胱の状態をセンシングし、排尿リズムをつかむことで利用者の状態に合わせて排尿トラブルにアプローチする方法を排尿予測デバイス「DFree」を用いて紹介します。

■セミナー概要
テーマ: リハビリ従事者のための退院に向けた排尿トラブルへのアプローチ
     ~膀胱の見える化でできる患者様への新しい支援の可能性~
会場 : 東京会場 / 大阪会場
日時 : 6月18日(火)、19日(水)@東京
     6月25日(火)、26日(水)@大阪
費用 : 無料
定員 : 各セッション 20名
対象 : 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などのリハビリ従事者
     ※上記対象以外の方でも医療従事者であればお申込み可能です
申込 : 当社サイトより https://seminar.dfree.biz/
申込締め切り : 東京会場 6月12日(水) 

         大阪会場 6月19日(水) 応募者多数の場合、早めに締め切る場合があります)

■セミナーの内容
・下部尿路症状の種類と現状
・リハビリ現場における排尿トラブルや課題  
・排尿トラブルに対するアプローチ例とDFreeのご説明
・個別相談会

■会場・日程詳細
<東京会場>
会場:トリプルダブリュージャパン株式会社 本社 会議室
   〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-5-2 東宝ツインタワービル3階
日時:①2019年6月18日(火)14:00〜15:00
   ②2019年6月18日(火)19:00〜20:00
   ③2019年6月19日(水)14:00〜15:00
   ④2019年6月19日(水)19:00〜20:00

<大阪会場>
会場:プラム会議室(仮)
   〒530-0012 大阪府大阪市北区芝田2-8-15
日時:①2019年6月25日(火)14:00〜15:00
   ②2019年6月25日(火)19:00〜20:00
   ③2019年6月26日(水)14:00〜15:00
   ④2019年6月26日(水)19:00〜20:00

■「DFree」について
「DFree」は、小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスを下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、スマートフォンやタブレット上の専用アプリで排泄のタイミングをお知らせする世界初の排泄予測デバイスです。2017年に施設向けのサービスを開始し、2018年7月より個人向けのサービスとして「DFree Personal」の提供を開始しています。
 

DFree本体部(左)とセンサー部(右)

DFreeの仕組み: 下腹部にセンサー部分を装着し、超音波で膀胱の変化を捉える

■ 会社概要
社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co ※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。

■広報・取材に関するお問い合わせ先
担当:上堀(かみほり)、e-mail:pr@www-biz.co、TEL:03-5459-1295

排泄予測デバイス「DFree Personal」の障がい児童のトイレトレーニングへの活用可能性を確認 苫小牧市イノベーションマッチング実証事業 結果を報告

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:中西 敦士)は、苫小牧市が主催する「苫小牧市イノベーションマッチング実証事業(2018年度)」に参画し、2018年10月~2019年2月、一般社団法人りあん(所在地:北海道苫小牧市ときわ町4-23-8)に通う障がいを持つ児童3名に排泄予測デバイス「DFree Personal」(ディー・フリー・パーソナル https://dfree.biz/)を利用したトイレトレーニングを行い、その結果について取りまとめて4月に報告をしました。

3名の児童のうち2名でトイレでの自力排泄に向けた良い傾向が見られ、支援者側の意識も変わるなど、排泄予測デバイス「DFree Personal」を障がい児童のトイレトレーニングに活用できる可能性が確認できました。一方で課題も見えたため、今後は利用事例を増やしながら、DFreeを使ったトイレトレーニングの方法のとりまとめや対象者への啓発を強化していきます。

=============


1.実証事業の概要と目的
「苫小牧市イノベーションマッチング実証事業(2018年度)」は、苫小牧市内事業者とベンチャー企業がマッチングし、市の課題解決に向けて行う実証事業に市が事業費を補助するものです。児童発達支援事業・放課後等デイサービスを運営し、障がいのある児童の自立支援を行う一般社団法人りあんと、排泄予測デバイス「DFree Personal」を持つ当社がマッチングし、障がい児童へのトイレトレーニングの実証事業を行うことになりました。(http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/shisei/shisei/shiseihoshin/senryaku/TIM2018PRJ.html

尿意が分からない・尿意の意思表示ができないためにトイレで排泄ができない障がいのある児童3名に「DFree Personal」を装着してもらい、トイレトレーニングが効果的に進められるかを確認する目的で行いました。

2.実証事業の内容
当社スタッフがりあんの職員や保護者に対し「DFree Personal」の使用方法やトイレトレーニングの進め方についてアドバイスを行い、職員や保護者が日常生活の中で「DFree Personal」の数値を確認して尿が溜まったタイミングで児童をトイレに誘導するなどのトイレトレーニングの実践を進めました。装着期間は人によりますが、最長で2018年10月から2019年2月の5か月、りあんの放課後デイ通所時と自宅で利用してもらいました。

<進め方>


<トイレトレーニングの実践内容>

3.結果
Aさん
小学3年/重度の自閉症で、意思疎通が難しいお子さん
普段はオムツに排尿しており、尿意も感じていない様子

<DFreeを使用した内容と結果>
・DFreeをつけてしばらく排尿の傾向を見て、メーターが8になったときにトイレへ連れていくようにした
・溜まっている状態で連れていくことができ、トイレで尿が少し出るようになった
・トイレのサインかもしれない仕草に、支援者が気付けるようになった

Bさん
小学4年/低酸素脳症で肢体が不自由、知的障がいもあるお子さん
発語はないが、指でさして言いたいことを伝え、意思の疎通はできる
普段はオムツに排泄しており、尿意は感じていない様子で、トイレの主張もない

<DFreeを使用した内容と結果>
・DFreeをつけてしばらく排尿の傾向を見て、メーターが4~5くらいまで溜まるとトイレに連れていくようにした
・家での使用中は、オムツで濡らすことなく、トイレでの成功が増えた
・学校では、DFreeを使用しない定時誘導で、その際のトイレでの成功率も増えた

<Bさんの結果詳細>
トイレでの排尿率

トイレでの排尿率
トイレでの排尿率

トイレでの排尿率尿が溜まったタイミングでトイレに連れていくことによりトイレでの排尿率が大きく上昇

        11月   2月

トイレ成功率: 0%  → 15%
トイレ準成功率:0%  → 62%
トイレ排尿率: 0%  → 77%

※トイレ成功率:トイレで排尿あり、オムツに排尿なし
 トイレ準成功率:トイレで排尿あり、オムツに排尿あり
 トイレ排尿率:トイレ成功率+トイレ準成功率

おもらし率

おもらし率
おもらし率

おもらし率トイレでの成功率が上昇するにつれて、おもらし率が低下

         11月   2月
空振り率:              0% → 0%
おもらし率:            100%  → 23%
トイレ以外排尿率: 100%  → 23%

※空振り率:トイレで排尿なし、オムツに排尿なし
 おもらし率:トイレで排尿なし、オムツに排尿あり
 トイレ以外排尿率:空振り率+おもらし率

Cさん

小学2年/筋ジストロフィーで、知的障がいもあるお子さん
オムツを利用していたが、トイレに行きたいと主張をすることもあり、その際にはトイレ誘導をしていた。しかし、トイレに行くこと自体はあまり好きではなく、遊びを中断したくない気持ちが強かった。それゆえ、誘導してもトイレに行く前に出てしまうことが多かった。

<DFreeを使用した内容と結果>
・メーターが上がったときに本人が数字を見てトイレに行き、成功することもあった
・メーターの数値と本人の感覚にずれがあり、数値が高い時もトイレで出ないことがあった。そのすれ違いが多くてトレーニングが嫌になって、徐々にDFreeを装着しなくなってしまった

4.結果について
【一般社団法人りあん 大久保代表のコメント】

トイレでの排泄に課題のあるお子さんについて、子どもが尿意を表現してくれないため、どのタイミングでトイレに連れて行ったらいいのか分からず困っている保護者は多くいらっしゃいます。今回の実証では、DFreeをつけたことで尿の溜まり具合が可視化されるため自信を持ってトイレ誘導ができるようになった点と、尿が溜っている段階でトイレに座らせることで排泄に成功した点がよかったと思います。また、子どもが出していた「トイレのサイン」らしきものに気づくことができ、保護者や職員が子どものことをさらに理解することにもつながりました。全員に良い効果が出たわけではありませんし、トイレの自立までは時間がかかりますが、障がいがある子どものトイレトレーニングの具体的な方策の1つになりうるのではないかと感じました。子どものパターンに応じたトレーニングの進め方のマニュアル化や製品自体の使いやすさ向上など、期待しています。

【昭和大学藤が丘病院小児科診療科長 池田裕一先生のコメント】

膀胱充満は脊髄を伝達されて大脳に到達しますが、知的障害や発達障害があると前頭前野の働きが悪いためそれを認知できない、もしくは認知が弱いために、膀胱がパンパンになって漏れてしまいます。排尿についても、脳の前頭前野から信号を送り尿道括約筋の開け閉めを行って起こるものですが、その信号をうまく出せず、排尿できない、残尿がある、ということが起こります。

今回の実証事業で良い結果が得られたお子さんがいましたが、膀胱の充満を認知する力が弱い小児でも、視覚的に蓄尿量を確認することで膀胱充満感に自ら気づけるようになることの表れと考えられます。「感覚」としてわからない膀胱充満感を「理性」的に獲得していくことに役立つ可能性があります。一方で、発達障がいでは感覚過敏や生活でのこだわりがある方も多いので、装着のテープのセレクトや継続できるような声がけの工夫、治療薬との併用などでさらに効果が出るパターンもあると思います。今後より多くの症例が集まり、より多くの方に役に立つ使い方が確立されることを期待します。

<<池田裕一先生 プロフィール>>
日本夜尿症学会 常任理事 第29回学術集会大会長
日本小児科学会専門医、指導医、代議員
日本小児腎臓病学会 代議員、専門医制度委員
日本腎臓病学会専門医、指導医

1995年昭和大学医学部卒業後、同大学藤が丘病院小児科に入局。1998年~神奈川県立こども医療センター感染免疫腎内科、昭和大学医学部小児科講師、カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF ,Children Hospital Oakland,CA, USA)客員研究員等を経て、現在は昭和大学医学部小児科准教授、同横浜市北部病院こどもセンター長、同藤が丘病院小児科診療科長。また、「こどもの尿トラブル外来」を担当、HPこどものおねしょとおもらし総合相談室「おしっこトラブルどっとこむ」や講演、執筆、TV出演(NHK)等、子どもの排尿の問題に取り組んでいる。

5.今後について
症例の数を増やし、DFreeを使ったトイレトレーニングの進め方のとりまとめを行いたいと考えています。また施設での導入や対象者への啓発活動も強化していきます。

=============

■「DFree Personal」について
小型の超音波センサーを用いたIoTウェアラブルデバイスを下腹部に装着することで膀胱の変化を捉え、スマートフォンやタブレット上の専用アプリで排泄のタイミングをお知らせします。DFree本体と携帯端末は直接Bluetooth通信にて連携するため、外出先でも利用が可能です。専用アプリは、iOS版、Android版があります。

商品名称:「DFree Personal」(ディー・フリー・パーソナル)
価格:49,880円(税別)
サイズ:本体部 幅83mm×奥行き80mm×高さ33mmセンサー部 幅54mm×奥行き35mm×高さ12mm
重さ:90g


DFree専用アプリ:
iOS版(ios 10.0以上対応):https://itunes.apple.com/app/id1382218968?ls=1&mt=8
Android版(android 4.4以上対応):https://play.google.com/store/apps/details?id=biz.dfree.personal

DFree本体(左)と排泄タイミングを お知らせするアプリ画面イメージ(右)

DFree本体(左)と排泄タイミングを お知らせするアプリ画面イメージ(右)

DFreeの仕組み: 下腹部に装着した本体の超音波で膀胱の変化を捉え、携帯端末にお知らせする

DFreeの仕組み: 下腹部に装着した本体の超音波で膀胱の変化を捉え、携帯端末にお知らせする


■「DFree」について
当社では、創業以来テクノロジーの力で「世界を一歩進める」ことを掲げ事業を推進し、世界初の排泄予測デバイス「DFree」を開発しました。2017年に介護施設向けのサービスを開始し、2018年7月より個人向けのサービスとして「DFree Personal」の提供を開始しています。従来の排泄ケアでは困難であった被介護者に合わせたパーソナライズケアをサポートし、被介護者のQOL向上と介護者の負担軽減を実現することができます。

■ 会社概要
社名: トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
本社: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号 東宝ツインタワービル3階
代表者: 代表取締役 中西 敦士
設立: 2015年2月18日
資本金: 11億4,921万円(資本準備金含む)
従業員数: 40名
事業内容: 排泄予測デバイス「DFree」の企画・開発・販売
URL: https://www-biz.co/